コンサル業界に受かる志望動機、落ちる志望動機【採用面接経験者が解説】

コンサル会社の面接に受かる志望動機、落ちる志望動機

コンサル業界への転職を考えています。面接ではどのような志望動機を伝えれば採用につながりますか?

こんな疑問を解決する記事です。

BIG4コンサルに4年勤め、採用活動にも携わった経験をもとに「コンサル受けする志望動機」についてお話します

未経験からの転職を考えている人は、ぜひ最後まで読んでください。

監修者

花月 諒
81コンサルティング株式会社 代表取締役
経済産業大臣登録 中小企業診断士

81コンサルティング株式会社代表取締役。一橋大学経済学部卒業。
大学卒業後、鉄道会社での勤務を経て、デロイトトーマツコンサルティング合同会社に入社。小売業のクライアントを中心に、BPR、組織再編、新規事業立案などのコンサルティングに従事。2022年6月に81コンサルティング株式会社を創業。

もくじ

コンサル業界の面接で志望動機を聞く理由

まずコンサル業界の面接で志望動機を聞かれる理由を知りましょう。

それは、受験者の頭の良さを測るためです。

面接で話す志望動機が建前にすぎないことは、面接官だって分かっています。

だから、志望動機の内容自体は、わりとどうでもいいのです。

内容ではなく、論理的で説得力のある志望動機を作る能力があるかを確認しています。

論理的に伝わる志望動機の基本の型は、以下です。

○○(自分ならではの強み)を活かして、▲▲(コンサル会社じゃないとできないこと)をやりたい

わりとシンプルです。

これを踏まえて、良い志望動機・悪い志望動機の例を紹介していきます。

良い志望動機の例

コンサル業界では以下のような志望動機が好まれます。

○○の強み(経験)を活かして、○○業界の課題を解決したい

コンサル会社は、クライアントの経営課題を解決するために存在しています。ですから、シンプルに、クライアントや業界への貢献意欲を見せるのが基本です。

ただし、抽象的すぎる表現は控えましょう

たとえば「業界に変革をもたらしたい」などと言うと、格好は良いのですが「変革?それは具体的にどのような行いを指すのですか?」と面接官に返さると気まずいです。

悪い志望動機の例

こちらはたくさん例があります。

・厳しい環境で自分を成長させたい
・経営を学び、将来的に起業したい
・御社の優秀な人と働いて刺激を受けたい

ダメな例の方が学びがあるので、1つずつ深堀りします。

NG例①厳しい環境で自分を成長させたい

成長意欲をアピールするつもりで、この手の志望動機を語る人は多いです。

しかしこれは「会社を自分を成長させる道具と捉えている」ような印象を面接官に与えるので、あまりおすすめしません。

もちろん、本音でそう思う分には全く問題ありません。ただ、建前では「クライアントへの貢献が第一です!」というスタンスでいるべきです。

NG例②経営を学び、将来的に起業したい

これも「コンサル会社を経営学科と勘違いしているのではないか?」という不快感を招きがちです。

もし本当に起業したいのであれば、コンサル会社で時間や心身を削らず、すぐにそのビジネスに取り組む方が賢明です。

コンサル会社を経て起業した身として強く思うのですが、【経営コンサルティング】の延長線上に【経営者】は存在しません

NG例③御社の優秀な人と働いて刺激を受けたい

異業種からの転職志望者で、このように語る人を何人か見かけました。

例①、例②と同様に、利己的で自発性に欠ける印象を与えます。さらに「御社の優秀な人と働いて」の部分は、何だかゴマをすっているようも受け取れます。

少しシビアな面接官だと、こうした志望動機を聞くだけで落とすこともあります。

志望動機で差をつけるコツ3つ

以下3つを意識しましょう。

  • 具体的に語る
  • 自分の言葉で語る
  • エージェントに添削してもらう

1.具体的に語る

具体的に語ることで、説得力がグッと高まります。「話す」ことにおいて日本一のプロである島田紳助さんは、以下のようなことを語りました。

若手芸人が、「昨日、道で1万円札が落ちてましたわ~」と言っても、客は信用しない。僕ならそのシーンをイメージして「オバハンが水まいたところにペタっとひっついてたんですよ」と話す。それを細かくしゃべるんですよ。こと細かく。するとね、リアルなんですよ。これならウソだとばれない。

数字をまじえたり、情景を伝えるように語ることで聞き手を説得できます。これは面接でも同じです。

たとえば、現職で「営業部のコスト削減プロジェクト」を経験した人なら、以下のように話してみてはいかがでしょうか。

営業部の事務社員の人件費を削減するため、パソコン作業を人間に替わって行う「RPA」の導入を提案し、実行しました。結果、年間で300時間、1,200万円の費用削減を実現しました。

検討当初は人件費削減という言葉に古株の社員が猛反発し「オレの存在意義を消したいのかテメエ!」と胸ぐらをつかまれることもありましたが、人間が付加価値の高い業務に集中するための施策であることを粘り強く解き、最終的には彼らの協力を得てプロジェクトを成功に導きました。

数字をまじえたり、苦労した経験やそこから学んだ知見を具体的に語れば、聞き手はグッと引きつけられます。

2.自分の言葉で語る

いくら良い志望動機でも、バッチリ暗記してきた感じが見えると、面接官は白けます。

きちんと準備はしつつ、自分の本音を率直に伝えている感じも見せましょう。

想いを込めているっぽく話すスキルは、コンサル会社に入った後も武器になります。

3.エージェントに添削してもらう

志望動機は必ず第三者に添削してもらってください。身近にコンサル会社勤務の友人がいれば、その人に見てもらいましょう。

そういう人に心当たりがない場合は、転職エージェントの担当者に添削してもらうのがおすすめです。

ぼくはアクシスコンサルティングを使いましたが、コンサル業界専門のエージェントだけあって、的確なアドバイスをもらいました。

まとめ

記事のポイントを整理します。

  • コンサル業界の面接では、志望動機の内容自体は重視されない。ただし、論理的な動機を話せているかはチェックされる。
  • クライアントや業界への貢献意欲を示すのが良い志望動機。逆に、利己的な印象を与える志望動機はNG。
  • 志望動機で差をつけるには①数字を使って具体的に語る②自分の言葉で語る③エージェントに添削してもらう、の3点が重要。

志望動機の作り方が分かったら、今日からすぐに動き出しましょう。「いつかやろう」と考えている人は、何年経っても行動しません。

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