コンサル会社は激務でうつになるってホント?【心を守る対策も解説】

コンサル会社でうつになる人の特徴

コンサル会社は激務でうつになるってホント?どういうタイプの人が病みやすいの?

このような悩みにお答えする記事です。

実際にBIG4コンサルで4年働き、メンタルを壊しかけた経験もある筆者が、コンサル会社で働く人のメンタルの不調についてお話ししていきます。

もくじ

コンサルの激務でうつになる人ってホントにいるの?

これは、わりといます。うつ病で休職したり、復帰できずに退職したり、、、筆者の体感では全体の5%~10%くらいの人が精神を病んでいるイメージです。

うつ病とは違う病気ですが、躁鬱病的な気質の人もわりとよく見かけます。

「あの人、病んでるらしいよ」とウワサになるころには、もう本人と連絡が取れる状態ではなくなっています。そして、そんな人はただひっそりと消えていきます。

コンサルティング会社では、パートナー以外の社員は「駒」。病気になると、将棋の「歩」のごとく、バサバサと切り捨てられてしまいます。

身体→心の順番で人間は壊れる

激務なプロジェクトにアサインされると、不規則な睡眠や食事が続きます。そこでまず身体が壊れます。

身体が壊れると、常に思考がぼんやりとしてくるので成果が出せなくなる。仕事の効率が落ちるから余計に時間をかけないと終わらない。それでまた食事と睡眠が乱れる…という悪循環に陥るのです。

もちろん、そんな状態で良い成果など出るわけもありません。上司や同僚からの評価は落ち、さらに働きにくい環境になっていきます。必然的に自己肯定感が下がり、メンタルにも不調をきたすのです。

ちなみに、会社の産業医に相談しても意味がありません産業医は会社側の人間でしかないからです。例として、筆者は産業医との面談でこんなことを言われました。

  • 今の体調のまま転職しても給料は維持できないし、退職は見送るべきではないか?
  • あなたの上司の〇〇パートナーは、他のパートナーと比べると本当に良心的だよ。だから少し休んで、また仕事に戻ってはどうか?

まあ、悪意で言ってるわけではないんでしょうけど…精神的にまいっているときにかけてほしい言葉ではないですよね。

心のどこかでは「産業医は働く人間の気持ちに寄り添ったアドバイスをしてくれるのではないか」という淡い期待もあったので、なんだかがっかりしました。

ということで、自分の身は自分で守るしかありません。

コンサルでうつになる人の特徴3つ

メンタルが潰れたコンサルタントを何十人も見てきました。その人たちには以下のような共通点があります。どれか1つでも当てはまる人は、本当に注意してください。

プライドが高い

「仕事ができない自分が許せない」みたいな人です。これが一番ヤバい。なぜなら、自分ですべてを抱えこまないといけなくなるからです。

コンサルティング業はチームワーク。1人の力だけではどうにもならない場面が多いのも現実です。そんなときでもプライドが邪魔して人に気軽に相談できない。そして成果は出ない。そうやってるうちに気持ちが追い詰められていきます。

責任感が「ムダに」強い

「俺がこのクライアントをどうにかしなきゃ!」というタイプの人。そういう使命感を心に刻むのは良いことですが、これもまた自分自身にプレッシャーをかけるだけになりがちです。

発想の転換が必要です。自分なんかいなくても大丈夫と考えましょう。実際、コンサルティング会社ではスタッフが一人抜けたぐらいで何の影響もありません。

そもそも、プロジェクトの成果責任を負うのはパートナーですし、QCDの管理はプロジェクトマネージャーがやることです。自分のアウトプットに責任を持つのはいいことですが、それ以上の責任感なんて不要なのです。

自分の意思がない

なんとなく周りと同じ「偏差値が高い学校」に行き、なんとなく「就職偏差値が高いコンサルティング会社」に就職したという人はいませんか?こういうタイプの人も危険です。

なぜなら自分の意思で行動していないからです。こういう人は上司やクライアントから無茶なタスクを振られても、断るということができません。

周りから言われたことはとりあえずやる」とか「周りが苦労してるなら自分も苦労しなきゃダメ」みたいに考えてしまうのです。真面目に働いているようで、実はただ思考停止しているだけではないでしょうか。

コンサルティング会社は何事も「ゴネたもの勝ち」の世界です。やりたくないことはしっかりと嫌だと主張できないと、潰れます。

◆◆

ちなみに、役職で言うとアナリストとかコンサルタントのようにいわゆるスタッフ職が病みやすいです。スキルや社会人経験が未熟な場合が多いからですね。

うつにならないために、どうしたらいいか

コンサル会社でうつにならないためには以下のポイントに気を付けるといいです。

  • 困ったときは人に頼る
  • 普通の時間に食事をとり、普通の時間に寝る

どちらも人間として当たり前のことです。コンサル会社は、会社としての成果を最速・最良の形で出すのが使命。あなたのプライドなんてどうでもいいんです。

自分1人で良い成果をあげられないと思ったら、上司だろうが部下だろうが使えばいいのです。

また、仕事で成果を出すためにはしっかりと食事・睡眠をとることが大切です。筆者はコンサル会社を辞めて独立してから、夜22時就寝、朝6時起床というサイクルで生活していますが、超健康的です。

仕事の成果も会社員時代よりハッキリ伸びていますし、今となってはコンサル会社時代の深夜労働がほんとにバカだなと感じています。日本のコンサル会社は、働き方が全然合理的じゃない。

コンサル会社の激務でうつになりそうなときの対処法

ここからは「最近、ちょっと精神的につらいんだよね…」という人むけ。コンサル会社での仕事に疲れてきたら、以下を実践しましょう。

休職する

まずは休職してください。大事なことなのでもう1回言います。少しでも不調を自覚したら、必ず休職してください。どんなにブラックなコンサル会社でも休職制度はあります。これを使うのです。

休職するなんて恥ずかしい、周りからどう見られるか…なんて考えていると、冗談抜きで死にます。

最低でも1ヵ月は休みましょう。筆者もコンサル会社時代に2ヶ月ほど休職したことがありましたが、超ハッピーでしたね。人間の生活を取り戻した感じがしました(笑)

運動する

休職したら、必ず毎日運動しましょう。心と身体はつながっているからです。好きなスポーツで汗を流していたら、嫌なことを忘れて気分がすっきりしたという経験、ありますよね?それを実践するのです。

運動をすると、嫌な気分がスーッと晴れていきます。まずは、ウォーキングやランニングから始めてみましょう。オンラインフィットネスなどに挑戦するのもありです。

あとはサウナもおすすめですね。サウナ→水風呂→外気浴を3セットくらい繰り返したときに訪れる恍惚感(ととのう)は、何とも言えない幸福感をもたらしてくれます。

きつい原因を考える

運動を続けて心と体がリラックスしてきたら、次は精神的にきつかった原因を考えましょう。だいたい次のどちらかです。

  • コンサル業自体がきつい
  • 今のプロジェクトのメンバーやクライアントがきつい

コンサル業自体がきついなら、他の業界への転職か独立を検討しましょう。

今のプロジェクトに不満があるなら、別のコンサル会社に転職することで解決できるかもです。筆者がいたコンサル会社にも、クセンチュアでパワハラを受け、オアシスを求めて?転職してきた人が結構いました。

コンサル業界内の転職なら、アクシスコンサルティングなどコンサル専門の転職エージェントを使うのがマストです。以下の記事を参考にしてください。

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まとめ:自分の身は自分で守ろう

記事のポイントを整理します。

・コンサル会社で病む人は割といる。プライドが高い、責任感が強い、自分の意思が無い人は注意
・不調を少しでも感じたら休職し、運動せよ
・コンサルが少しでも嫌なら他業界に行くか独立する方が幸せになれる

ポイントは、余力があるうちにしっかりと休むこと。メンタルを本格的に病んでしまうと、回復までに数年は要します。

人は誰も他人を助けてくれません。自分の大事な心身は、必ず自分自身で守りましょう。この記事が、コンサル会社で日夜孤独に戦う方に少しでも参考になればうれしいです。

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