【実体験】デロイトトーマツコンサルティングが激務な理由【回避策も紹介】

デロイトトーマツコンサルティングの激務だった体験談

デロイトトーマツコンサルティングってどれくらい激務なんですか?実際に働いた人の経験を聞きたいです。

こんな疑問に答える記事です。

結論からいうと、デロイトはわりと激務です(笑)実際にデロイトトーマツコンサルティングで4年間働いた筆者の生々しい経験をまじえてお話しします。

激務の背景にあるデロイトの企業文化や、激務を乗り越えたり、回避したりするコツも紹介しています。

これからデロイトを目指す人は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

監修者

花月 諒
81コンサルティング株式会社 代表取締役
経済産業大臣登録 中小企業診断士

81コンサルティング株式会社代表取締役。一橋大学経済学部卒業。
大学卒業後、鉄道会社での勤務を経て、デロイトトーマツコンサルティング合同会社に入社。小売業のクライアントを中心に、BPR、組織再編、新規事業立案などのコンサルティングに従事。2022年6月に81コンサルティング株式会社を創業。

もくじ

デロイトトーマツコンサルティングで激務だったプロジェクト事例

筆者がデロイト時代に激務だと感じたプロジェクトの例を2つ紹介します。

例1:エネルギー業界の事業計画策定支援

まずは純粋に作業量が多くて激務だった事例。

あるエネルギー業界のクライアントが、遊休地を活用して不動産事業を本格展開することになり、その事業計画策定を支援しました。

主なタスクは、クライアントが持つ数百の遊休地のポテンシャルを、立地、面積、土壌、建築条件などの観点から定量分析し、活用の方向性(売却、賃貸、現状維持)の仮説を整理するというもの。

進め方さえ決まれば、あとは手作業なので楽といえば楽ですが、まあボリュームが多くて大変でした(笑)

毎週、100ページ以上のスライドを1人で3か月作り続けました。日付が変わる前に帰宅した記憶はなく、土日もほぼ返上しました。

当時はコンサル歴1年くらい。

少しずつ仕事ができるようになってきた時期で「クライアントのために寝る間を惜しんで働く自分カッケー!」的な気持ちもありました。深夜労働なんて、全然カッコよくないんですけどね。

プロジェクト終了後の休暇では「全仏オープンテニス」を観戦しにフランスに行きました。

あまりの開放感に、凱旋門の前で「イェェェエエエィイイ!」とサンシャイン池崎ばりの奇声をあげ、パリジェンヌたちから白い目で見られたのも、今となってはいい思い出です。

例2:小売業のRPA導入支援プロジェクト

もう1つは、精神的に激務だった事例。それはRPAの導入支援プロジェクトです。

RPAとは「Robotic Process Automation」の略で、マクロのようなプログラムを使って定型的な業務(データの収集、加工など)を自動化するツールです。

2018年ごろからコンサル業界でもRPA導入支援が流行し、筆者も、ある小売業のクライアントの導入をお手伝いしました。

プロジェクト自体はスムーズに進んだのですが、RPAのシナリオが完成した後、クライアントのお偉いさん(Aさんとしましょう)が「RPAが正しく動くか不安だから、当社のパソコンに遠隔で入って監視してほしい」と言い出したのです。

これには絶句しました。「人手を解放するためのRPA化なのに、RPAが動くかを人間が監視するだと……?

正気の沙汰とは思えませんでしたが、デロイトの上司までも「Aさんの要望なら、監視するしかないね」みたいなことを言うので絶望しました。

しかもRPAの起動時間は、Aさんの起床にあわせて毎朝6時!

かくしてぼくは「早朝勤務のRPA監視員」になったのです。年末年始の休暇中も毎日これを続けて、軽く精神が崩壊しました。

言い方が悪いのですが、、、コンサル会社内のパワハラよりも、クライアントの意味不明な不合理に付き合わされるほうが、よほど精神的にこたえます。「飲み会翌朝の挨拶まわり」が嫌で事業会社を辞めた筆者にはつらかった……(笑)

仕事の負荷が高いわけではないですが、筆者の中では断トツで激務なプロジェクトでした。

デロイトは奉職精神が強い

筆者の体験談をお話ししましたが、この程度の話は、どのファームでもあります。

ただ、デロイトは「奉職精神の強さ」が激務さに拍車をかけているのは事実だと思います。

というのも、日本のデロイトに勤めるコンサルタントは基本的にプロ意識が高く、クライアントのためなら、自分や家族の時間を犠牲にするのをいとわない人も多いからです。

「日本のデロイト」とわざわざ書いたのは、同じデロイトでも海外メンバーは家族との時間を優先するのが基本だから。

デロイトはBIG4の中でも特に日本企業色が強いファームと言われますが、奉職精神の高さは日本的な働き方を象徴するものでしょう。

コンサル業界にはBIG4を全て渡り歩いたような猛者もいるのですが、口をそろえて「デロイトが最も軍隊感がある」と話します。BIG4の中でも、特に体育会系的なノリなのは否めません。

デロイトトーマツで激務を乗りこえるコツ3つ

以下3つを意識しましょう。

  • スキルを高める
  • 無理なものは無理という
  • 毎日、息抜きの時間を作る

スキルを高める

作業量が多いことによる激務は、パワポ作成、Excelでの集計・分析などのスキルを磨けば克服できます。まずは以下の記事でおすすめしている本をマスターしましょう。

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無理なものは無理という

デロイトでは「人を育てる」という言葉のもと、わりと無理な仕事を押し付けられる場面が多いです。これ以上は無理だと感じたら、恥ずかしがらずに白旗をあげましょう。

「舐められたくない」と無理にすべて引き受けて、心身が崩壊したコンサルタントを何十人も見てきました。倒れた後で再起するのは困難です。

デロイトでは2週間に1回、上司とメンバーが短時間の面談を行う「チェックイン」という仕組みがあります。キャパ的に厳しいかもと感じたら、きちんとチェックインの場でそれを伝えましょう。

特に、社歴が浅い若手は無理しがちなのでご注意を。自分の身を守れるのは、自分だけです

毎日、息抜きの時間を作る

激務を乗りこえるには息抜きが大事です。コンサルワークと食事、睡眠だけの生活を続けると本当に心身を病みます。毎日の息抜きは、コンサルで長く働くなら必須です。

息抜きは、お酒やたばこなど身体に悪いものでなく運動がおすすめです。筆者のおすすめはサウナです。

まとめ

記事のポイントを整理します。

  • デロイトトーマツコンサルティングはわりと激務。その背景には、日本企業の文化が強く出た「奉職精神」がある
  • 激務には、精神的な負担が大きいパターンもある
  • ただし工夫次第で激務は避けられる。スキルアップに励み、毎日にちょっとした息抜きを取りいれよう

デロイトはわりと激務ですが、BIG4はどこに行っても大変です。ただしそれ以上にスキルアップなどのプラスの効果も大きいです。

入る前からネガティブなことばかり考えると行動できないので、まずは転職エージェントと面談しましょう。本気でデロイトを目指すなら、以下の記事を参考にしてください。

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